ありがとうございました、のWordCamp Tokyo

先日開催された「WordCamp Tokyo 2011」に行ってきました(スピーカーなので行かなきゃダメなんすけどw)。あらためて、運営スタッフの皆様、スピーカーの皆様、そしてご来場くださった皆様ありがとうございました。そして、長丁場お疲れ様でした。

wctokyo2011

多くの方が既に参加レポートをあげてくださっていますが、ボクはボクなりに今回のWordCampの話を書き綴っておこうかと思います。

今回登壇するにいたるまで

@naokomcさんから「WordCamp Tokyoやるから出てくんない?」と打診をいただいたのが10月初旬。普段あまりWordPressのコミュニティに貢献しているわけでもないので、「こんなボクで何かお役に立てることならやりますよ」とオッケイを。実はもともと彼女とは旧知というか、世の中でブログが流行り始めた頃からその存在を知っていましてね。そう、皆さんご存じないと思いますが、ボクは日本で二番目にブログの本を出してまして、今や見る影もありませんがその昔はブロガー的な立ち位置だったのです(笑)。

と、そんなことはどうでもいいのですが、その後今回のWordCampの実行委員長の@waviaeiさんと三人集まって、都内某所で何を話すか会議を(というかご飯をw)。今回参加された皆さんはお分かりいただけたかと思うのですが、イベントに参加される皆さんのWordPressとの接し方は多岐にわたります。参加される皆さんひとりひとりをすべて満足させられるような話はできませんし、他のスピーカーの皆さんのこともあります。とりあえず、その場は何が良いんだろうね?ってトコからある程度の方向性だけを決めて、後日「レスポンシブネス」な話でいきましょうか、ということになった、と。

うまく枠にはめてきましたねw

10月中旬にはそういった方向性だけは決まっていたものの、その時点では他のスピーカーの方はもちろんタイムテーブルも出ていません。まぁその辺が決まってから話の内容や構成を考えようかな、とのんびり構えていました。「レスポンシブネス」といってもその指し示すところは広いわけで、実のところ「あまり視覚的な表現に振れない方向で」ということは言われてました。Webデザイン業界でいま話題になっている「Responsive Web Design」的なものは、多様なデバイスへの対応が前面に出ているので割と視覚的な部分と捉えられがちです。

で、他のスピーカーやタイムテーブルが明らかになるにつれ、「この人たちうまいこと枠にはめてきたなぁ…」と感心しました(笑)。ボクのセッションをお聞きになった方は、最後の最後で次のセッションへの案内を出したことでお分かりいただけたかと思うのですが、ボクの話は次のお三方のセッションすべてに繋がる導入セッションだったのですね。パブリッシング・プラットフォームとして、Webコンテンツに限らないレスポンシブなWordPressの使い方で、と考えたのです。

実際、後のお三方がどのようなお話をされるかは、タイトルと概要を見て判断するしかないのですが(すり合わせることはできるけどしていない 笑)、長谷川さんやたにぐちさんは普段からブログや講演をなさってますし、高橋さんは既にWordCamp Kobeで電子書籍の話をされています。幸いそんな感じで、皆さんがどういった内容を話されるかはある程度の想像が付いたので、そこに繋がるような構成で今回のボクのセッションの骨子ができあがりました。

でも、前日まで何もしていませんでした

とはいうものの、30分という限られた枠の中で講演内容を詰めていくというのは実は大変な作業です。ライトニングトークみたいな短時間なら勢いでどうにかできますし、45分や1時間ぐらいの枠であればデモを含めながらの講演も考えられます。でも、技術的な話をする場合の30分って実はすごく微妙な時間なんです。詰め込みすぎて時間オーバーするのもダメだし、かといって内容を薄くしたり早口になりすぎて早く終わりすぎてもダメ…。ましてやデモなんて、トラブったらそこで終わり…。百戦錬磨なはずの皆さんからも「30分なんだよなぁ…」と(笑)。

そんな30分をどう使うか、ということをずっと考えていたので、骨子ができた後も全然スライドに手がつきません。結局、スライドを作り始めたのは前日の夜。ある程度形になってから一回寝て、起きてからあらためて見直してまた修正。練習なんて一度もすることもなく、朝会場へ向かう電車の中でもう一度確認。でも、新宿から品川シーサイドまでの移動は20分で話す時間より短く、iPhoneに入れたPDFを使ってイメトレどころじゃない(笑)。会場について、機材チェックを終えてから控え室にこもって、ホントに直前までスライドを修正していました。つまり、正直なところ練習一度もなしのぶっつけ本番で挑んでしまいました、ごめんなさい。

聴講いただいた皆様にお礼を

当日午前中のデザイナートラックのお二方は満員御礼の大盛況。出番が近づくにつれ、変なプレッシャーがおそってきます(笑)。「おいおい、デザイナートラックなのに一枚も絵がないよ」「コードすらないじゃん」みたいな状態からは脱したものの、内容はデザイナー向けと言って良いのか?みたいなところもあって、「全然デザインの話ないじゃん!」とか言われちゃうんじゃないかと、ハラハラドキドキどうなることかと思ってました。幸いにも若干の空席はあったものの、多くの方に聞いていただいてホッとしました。

そんな練習すら一度もしていないボクのセッションをご覧くださった皆様、あらためてこの場を借りてお礼を申し上げます。ここまで登壇に至った経緯からそのバッググラウンドを書き連ねてきましたが、今回WordCamp Tokyoのボクのセッションでは、デザインのことも技術的なことも表面をなぞるぐらいしか触れていません。即効性のあるツールの使い方やちょっとしたTipsといったウケる話ではありませんでしたが、ひとりでも多くの方にこれからのコンテンツ制作、そしてコンテンツ配信の未来を考える何かしらのきっかけや気づきを与えられていたら幸いです。ありがとうございました。

#もともと人前に出て話をすることどころか、結構な人見知りなもので懇親会なども端っこにいて交流もしなくてスミマセン(笑)。お会いして名刺交換などしていただいた皆さん、ありがとうございました。

あ、いっこ言い忘れてた

いろんな閲覧環境がますます増えていくことが想像できますから、見た目の同一性とかあんま細かいことにこだわりすぎない方がいいですよ(笑)。

それと、最後にいろいろ宣伝…

えっと、今回内容的には「Responsive Web Design」「HTML5」「電子書籍(ePub)」、そして「WordPress」とこれからのWeb技術などを織り交ぜて展開しましたが、実はいずれについても現在書籍を執筆中です。正確な発売時期や書名などは全然決まっていませんが、来年早々には書店に並ぶのではないか、と。また、この11月からアクティブ・カレッジさんで、HTML5の基礎講座、電子書籍の基礎講座、スマートフォン制作の基礎講座などを担当しておりますので、それらの技術に興味のある方はそちらもよろしくお願いいたします。

Tags: , , ,

   

Comments are closed.


Performance Optimization WordPress Plugins by W3 EDGE