Panicから「Prompt」ってSSHクライアントが出た

OS X用のFTPクライアントである「Transmit」やZen-Codingも使える統合Web開発環境である「Coda」などの開発元で有名な「Panic inc」から、iPhoneとiPadで使えるSSHクライアント「Prompt」がリリースされています(有償: ¥600-)。

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SSH(Secure Shell)って聞くと、GUIな環境で作業されるWebデザイナーさんの中には「聞いたことあるけど難しそう」なんて方も多いかもしれませんが、これが使えると使えないでは作業時間にも大きく影響したりするという現実もあります。

Windowsなら「PuTTY」や「Poderosa」などをインストール、OS Xなら標準でインストールされている「ターミナル」を使えば、リモートにあるWebサーバなどに接続していろいろな操作をおこなうことができます。今月21日に開催される「CSS Nite Vol.56」もコレ系の話が予定されてるようですね。

iPadやiPhone向けのSSHクライアントはこれまでもいくつかリリースされていましたが、このたびめでたくPanicさんからリリースされたのであります。

さすがPanic! 細かいところに気が利く〜

やはり普通にアプリケーション開発をされている会社なので、このPromptは細かいところに気の利いたものになっています(もともとCodaにもターミナルの機能は組み込まれてましたしね)。

iPadでは、起動すると左側に「Connections」というサーバリスト、右側が実際にコンソールが表示される画面になります。iPhoneではログインダイアログが表示されます。

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「+」ボタンを押せば新規サーバに接続、登録することができます。

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接続先のサーバ、ログインID、必要に応じてパスワードを入力して接続します。鍵の登録は右の鍵のボタンをタップすればやり方が表示されます。

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ターミナルの画面では頻繁に使うキーがあったりするので、4つまでですがキーボードの上に登録できるようになっています。このボタンを長押しすれば、自分の好みに変更可能です。

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iPhoneの画面も同じようになっていて、縦向き横向きどっちも使えます。

SSHでリモートに接続できるとこんなことができます

フリーで何から何までやってるWebデザイナーさん以外は、バックエンドのサーバの設定などまでを仕事で扱うことはないでしょうが、実は冒頭にも書いたようにSSHでリモートサーバに接続できると作業時間の短縮に役立つこともあるんです。

たとえば、CMSのソフトウェアをインストールすることを考えてみましょう。一般的なやり方としては、配布ファイルをダウンロードして解凍後、FTPクライアントでサーバに接続してアップロードすることになります。

解凍後の膨大なファイルをちまちまFTPでアップロードしながら終わるのを待っていたり、ファイルのパーミッション変更もディレクトリを移動しながらちまちま変更してたりしませんか?

リモートにSSHで繫がれば、回線の速いサーバ側で配布ファイルをダウンロードしてそこで解凍する、パーミッションの変更もコマンドで一気に変更する、といったことができます。おそらく時間にすれば何分の一とかっていう比じゃないかもしれません。

極端な話をすれば、PCのFTPクライアントがなくてもターミナルからSFTPとかで接続してファイルのアップロードやダウンロードもできます。いちいち画面なんか切り替えてらんねーよ、と(笑)。iPadからローカルのマシンに繋げば、そこからリモートに繋いでアップロードもできますよ、ククク。

ファイルの移動もコピーも消去も簡単なコマンドだけ、場合によってはそこで編集なんてこともできます。歩きながらだろうが電車の中だろうが、カフェにいようができるって便利じゃないですか? 手元におひとついかがでしょう。

追記: 気が向いたのでビデオに撮りました

リモートのWebサーバでWordPressをダウンロード&インストールです。

WordPress Install on Remote on Vimeo.

のんびりやっても3分かかりません。ウルトラマンでもできますね(笑)。

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