Perchを使ってみたよ

また、半年以上前のネタをほじくり返してみたいと思います(笑)。去年の7月ぐらいにシンプルでお手軽そうなCMSが出てるんだけど…ってことで、「Perch」を紹介しました。なかなか実稼働するサイトに導入する機会がなかったのですが、今回とあるサイトに導入してみたところあまりにも手軽すぎて泣けそうなので、あらためて導入手順などを簡単に書き記したいと思います。

1サイトあたり52USDの有償のCMSですが、サイトで動くかどうかの「Compatibility Suite」も用意されているので購入前に試すことが可能です。ちなみに動作に必要なシステム条件は、PHP 5.x以上、MySQL 4.1.x以上になっています。

では、簡単に導入までのプロセスを。

設置は簡単2分で終わる

Perchのライセンスの購入は、必要事項を入力してPayPalで支払えば終わりです。自動的に自分のアカウントページに移動するので、そちらでライセンスの番号などを確認します(稼働サイトのドメインやテストサイトのドメインを入力する)。あとは配布ファイルをダウンロードして解凍後、中にある「perch」のディレクトリをサーバのルートディレクトリあたりに放り込むだけです。

放り込んだディレクトリにアクセスするとインストール作業の開始です。あらかじめDBを一個作ってMySQLの接続情報とPerchのシステムにログインするためのアカウント情報などを入力します。それが終われば、表示された初期設定のコードをconfig.phpにコピペしてお終い。setup用のディレクトは削除してしまいましょう。

編集対象を追加する

そのままPerchにログインしても何も表示されませんので、既存のサイトのコンテンツで編集対象を設定します。

.phpの拡張子だけでなく.htmlで利用したければ、.htaccessのAddTypeを使ってHTMLをphpとして動作させましょう。

AddType application/x-httpd-php .php .phtml .html

コンテンツにPerch側で編集可能なエリアを設定するには、対象ファイルの冒頭(HTMLだったら頭のDOCTYPEの前とか)に以下の記述を追加します。

<?php include('perch/runtime.php'); ?>

Perchのインストールディレクトリは適当に置き換えてください。で、上記のinclude文を追加したら、ページ内で編集対象にしたい箇所を以下の記述で置き換えます。

<?php perch_content('編集対象のラベル'); ?>

「編集対象のラベル」の部分が管理画面の中で編集対象のラベルになりますので、例えば「NewsSection」とか適当な名前に置き換えてください。これをページ内で編集対象にしたい箇所を必要な分だけこのコードに置き換えます。

設定はこれでお終い(笑)。

編集対象ブロックを定義する

Perchの管理画面にログインすると、編集対象に設定した箇所のリストが表示されて「New」のマークが表示されます。

この画面は設定後に撮ってしまったのですが、追加した編集対象のラベルをクリックすることでその部分に入るコンテンツの種別を設定し、中に入るテキストなどを編集して保存できるようになります。

例えば、こんな感じで特定のdiv要素内をまとめてコードブロックとして設定してHTMLを書くこともできます。もちろん、こんな使い方ではなく、任意のタグの中のテキスト1文だけを編集可能にしたり、画像だけを差し替えるようなこともできます(何ができるかはマニュアルで)。

また、この編集対象は特定ページだけで使う以外に、それをシェアすることでサイト内の複数ページにわたって内容を使い回すこともできるようになっています。ページの構成次第では一箇所変えれば、すべてに適用されるってことですね。

これぐらいシンプルな方がいいでしょう、きっと

MovableTypeやらWordPress、それ以外のCMSを導入するまでもないサイトはいっぱいあるはずです。かといって、Cotributeだと領域設定や使い方教えたりも必要になりますし、下手にFTPとか空けてガンブラーにやられても困るでしょう(笑)。既存のページの特定箇所だけを編集可能にするのはこれが一番簡単ですね。

サイトの更新をクライアントの担当者の方がおこなうと考えた場合、MTやWPのような複雑な画面だとContribute以上に操作説明が大変です。このぐらいシンプルな管理画面でやることが明確な方がいいですよね。PerchはAdmin権限とEditor権限の2種類のロール設定が可能なので、更新担当のアカウントはEditor権限にして必要な項目だけ表示させれば間違いもおきません。

インストールに2分、設定に3分で簡単なCMSができあがります。
ものは使いようってことですね(笑)。

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